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エレスチャル カテドラル、異形のリバースセプター・冠水晶、逆三角形の窪み▼

6,500円(税込7,150円)

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ブラジル、ミナスジェライス州産 サイズ約 83mm×75mm×37mm 197g

エレスチャル・クォーツ
複数の水晶が折り重なる様に結晶したもので、多数の錐面とピークが見られたり、層状に重なり合った塊状であったり、錐面の中心部が窪み周辺部が盛り上がって段差が出来たり、また、それらの結晶がくっつき合った複雑な形状をした水晶です。 
水晶の成分である珪酸の濃度が濃い結晶水から晶出したもので、濃度が濃いと結晶面の中心部と周辺部分の結晶速度が異なるため、階段状の段差ができたものと思われています。
また、結晶した速度も通常よりも早い速度で結晶したと考えられています。

色合いは主にスモーキークォーツとアメシストまたはそれらと透明水晶との混合水晶が多いようです。 鉱物的には骸晶に属しますが、ブラジル産のものはエレスチャルと呼ばれたり、ワニの背中に似ている為、ジャカレー水晶(ワニ水晶)とも呼ばれています。

パワーストーンの世界では「天使の贈り物」と呼ばれ、水晶の中でも特に浄化力が強く、すべての力を備えたパーフェクトストーンと言われ、智慧と勇気の力で閉塞感や怖れなどの不要なものを捨て、変化を促し、より良い方向に導く石として近年人気が高まってきています。
また、結晶した年代は別として、先述のように実際には他の水晶よりも結晶速度は速いのですが、その独特の外観から、太古の昔より地球の歴史を見つめ、智慧を蓄積してきた長老的水晶とも言われています。


本品の説明
本品はカテドラルの特徴が見られるエレスチャルクォーツです。
大小2つの結晶が斜めに交差して一体化して、それぞれのトップ部分に小さい結晶が冠をかぶったように結晶している異形のリバースセプター・冠水晶です。
しかも、大きい方の結晶は、トップの冠の他に2,3個の結晶が晶出しています。
ひと目見たときの印象は、見方によっては二人がしっかりと抱擁または、互いを支え合っているような姿にも見えます。
錐面の一部が窪み周辺部が盛り上がって段差が出来たウィンドウクォーツの特徴が見受けられます。
柱面にはカテドラルクォーツの特徴である縦方向に結晶と結晶が一体化した接合線が段差付きで多数現れています。
多数の錐面が見られる結晶で、小さい逆三角形の窪みや浅い逆三角形の窪みが見受けられます。
数カ所に小さいレインボーが見受けられます。
底の部分には黒いトルマリンと白っぽい長石が見受けられます。
未研磨結晶のため、多少ダメージが有る部分があります。

カテドラル水晶
カテドラル水晶(カテドラルクォーツ)とは複数の水晶が折り重なるように結晶を繰り返し、一体化して成長したものです。 その独特の外観がまるでヨーロッパの大聖堂のように見えることに由来しています。
大小、複数のピークや錐面が見られたり、結晶の柱面が複雑な凸凹状のカテドラル水晶特有の形状になります。
パワーストーンとしてのカテドラルクォーツの意味は、複数の結晶が一体化してできた美しい集合体である為、浄化力が非常に強く、多くの人々が集まって何かを達成する時やチームワークが必要な時などに力を発揮するとされています。
また、カテドラルライブラリーと呼ばれることもあり、これは、地球上で起こったすべての情報が記録されている保管庫のようなもので、過去の叡智や、人類が個人個人としてではなく、集合体として共有している知識にアクセスし、必要な情報を提供してくれるという説があります。

リバースセプター・冠水晶
結晶のトップから明確な段差のある形で小さい結晶が成長して、まるで、頭上に冠を戴いているように見える水晶。
結晶の上側に大きく膨らんで別の結晶が成長したセプタークォーツ(王釋水晶・まつたけ水晶)とは逆の形状で、
リバースセプターとも呼ばれています。
リバースセプター・冠水晶はその特殊な形状の為、セプタークォーツに比べ数が少なく非常に珍しい水晶です。

ウィンドウクォーツ
ウィンドウクォーツは、スケルタル(骸晶)の一つで、結晶の外縁部分が内側よりも速く結晶し、成長が遅れた面の真ん中あたりが階段状に凹んで結晶した水晶です。
外縁部の早く成長した部分を縁取りにして内側の階段状に凹んだ部分があたかもガラス窓のように見えるので、このような特徴を持つものを特にウィンドウクォーツと呼びます。
水晶の成分である珪酸の濃度が濃い結晶水から晶出したもので、濃度が濃いと結晶面の中心部と周辺部分の結晶速度が異なるため、階段状の段差ができたものと思われています。

錐面の逆三角形の▼窪み
錐面にエッジがきいてくっきりとした逆三角形の深い▼窪みが見られることがあります。 
これはアイスクリスタルなどの蝕像水晶に見られる溶かされたトライゴーニックでは無く、カテドラルクォーツに稀に見られる特徴の一つで、水晶の成長過程で小さい三角形の錐面が多数並んで結晶した時に錐面と錐面の間に隙間が生じたものです。
その後大きな錐面として一体化しますが、この場合は▼隙間を残したまま成長したものです。
これは溶かされたトライゴーニックとは違った原因により生じた逆三角形の凹みです。

逆三角形▼の窪みはその生じた原因によらず、トライゴーニックであるとする説もあります。
トライゴーニックの提唱者のジェーン・アン・ダウ女史はその生じた原因については言及しておらず、現象としての逆三角形▼の窪みについてのみ語ってあります。
また、ダウ女史の著書にはトライゴーニックの説明で、「エッジが効いた逆三角形の窪み」という表現があり、まさにこれが当てはまるというのがその理由です。

自然の鉱物の為、天然由来及び採取時の細かいキズ、欠け等は御容赦下さい。
また、パソコン環境の違いにより現物とは多少色合いが異なって見えることがあります。予めご了承下さいませ。

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