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NWA 石質隕石 コンドライト  溶融被殻、完全体

40,000円(税込44,000円)

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採取地 西サハラ、サハラ砂漠北西部 分類 普通コンドライト サイズ約 70mm×50mm×38mm 175g (税抜き1万円以上送料・代引手数料無料)  

石質隕石(コンドライト)はコンドリュールと呼ばれる丸い粒を含んだ隕石の事です。
コンドリュールは、かんらん石、輝石などのケイ酸塩鉱物で出来ており、隕石のみに含まれている鉱物です。
NWAとはノース・ウエスト・アフリカの略で、アフリカ大陸北西部のサハラ砂漠で採取された隕石という意味です。

石質隕石(コンドライト)はコンドリュールを含んだ隕石の事ですが、コンドリュールは約45.6億年前に太陽系が誕生する際,宇宙空間でチリなどの微細な物質が高熱で溶かされ、再固化することによって形成されたと考えられています。
(無重力の状態で溶かされた物質が再固化したため、丸い粒状の形をしています。)
したがって、石質隕石(コンドライト)は、太陽系の形成当初の物質情報を保存した始原的隕石(熱により鉄隕石や石鉄隕石、エイコンドライトなどに分化する前の隕石)つまり、「始まりの隕石」です。
また、地球に落下するコンドライトはその多くが火星と木星の間の小惑星帯の小天体に起源があるとされています。

本品の説明
本品はサハラ砂漠西部の西サハラで発見、採取された石質隕石コンドライトです。
破断面や切断面のない完全体の隕石です。
大気圏突入後も分裂、蒸発せずに溶け残った個体か、大気圏突入後のかなり早い段階で分裂した個体と思われます。
表面には黒っぽい溶融被殻(ようゆうひかく)フュージョンクラストの痕跡が残っています。
採取地はサハラ砂漠ですので、NWA隕石となります。
本品は縦方向を含めはいろんな方向に置けます。
石質隕石といえども隕石は水分の影響を受けやすい為、水洗いは絶対にしないで下さい。

溶融被殻(ようゆうひかく)フュージョンクラスト
溶融被殻(フュージョンクラスト)とは、隕石が大気圏に突入し落下する際に空気との摩擦熱で表面が溶かされ、その痕跡が焦げたように見える黒っぽい皮膜となって残っているものです。

隕石は遠い宇宙からのメッセージを伝える神聖な石として、パワーストーンやスピリチュアルストーンとしても有名です。
太陽系の形成当初の環境を一部保存したタイムカプセルのような始原的隕石で、大気圏を通過して地球に落下する際に、不純な物質を燃やし尽くすことから、邪気を浄化する特別な石として、他のパワーストーンの浄化にも人気があります。

自然の鉱物の為、天然由来及び採取時の細かいキズ、欠け等は御容赦下さい。
また、パソコン環境の違いにより現物とは多少色合いが異なって見えることがあります。予めご了承下さいませ。

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