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ブラックリビアングラス ペンダントトップ29 クリストバライト、めり込んだ粒状リビアングラス

14,000円(税込15,400円)

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産地 Gilf Kebir(ギリフ・ケビル)エジプト、リビアの国境、スーダンより北へ約300kmの地点 リビア砂漠 金具含むサイズ約38mm×22mm×14mm 7g 税抜き1万円以上送料・代引き手数料無料

約2900万年前の隕石の衝突により形成された天然シリカガラス(石英純度が高いガラス)
巨大な隕石の衝突による膨大なエネルギーで、地表の岩石が溶かされ空中に巻き上げられた珪酸成分が急速に冷えて固まり形成されたものです。
チェコのモルダバイトなどと同じテクタイトの一種です。
2006年3月にボストン大学の研究チームが衛星画像を解析して、この地域に直径31kmの巨大なクレーターの痕跡を発見し、Kebiraクレーターと名づけられました。
リビアングラスはこのクレーター付近で採取されています。

リビアングラスは古来より宝石として扱われ、ツタンカーメン王の胸飾り(翼を持ったスカラベの部分)や、黄金の棺の目の部分に使用されています。

本品の説明
本品は暗金緑色〜オリーブグリーンの色味を帯びたリビアングラスで、ブラックリビアングラスと呼ばれています。
高品質のブラックリビアングラスで、光にかざすと、美しい金緑色に輝きます。
下記の特徴が見られます。

・クリストバライト
内部に白い粒状のクリストバライトが認められます。
やや大きめのものは金具側と先端付近の上下2か所に2〜3個ずつ浮かんでいます。
小さいものは、クレーター状の窪みの奥に見えるものや、小さいキーホール状の窪みの奥に見えるものもあります。
ブラックリビアングラスはリビアングラスの中でも極めて個体数が少なく、さらにクリストバライトを内包したものは稀な存在になります。

・クレーター状の窪み内にめり込んだリビアングラスの粒子
表面はクレーター状の窪みで埋め尽くされています。
正面の大きめの2つのクレーター内には小さい粒子状のリビアングラスが半分めり込んだ形で見られます。
ルーペで見ると、リビアングラスの粒が半分めり込んでいる様子や、めり込んでいる粒の周辺が微細な粒状に溶かされたように盛り上がっている様子がご覧になれます。
まるで、隕石が衝突してクレーターを形成し、隕石がクレーター内部にめり込んでいるイメージです。
一部が露出している為、完全にクリストバライト化していないリビアングラスの小粒子のような感じに見えます。

・キーホール状の深い窪み
他に、金具付近の2か所には、クレーター状の窪みの中心部がキーホール状にさらに深く細く窪んでおり、微細な粒子状リビアングラスがめり込んでいます。

金具を強く引っ張ると外れる場合があります。ご注意下さい。

クリストバライト
クリストバライトとは水晶や石英と同質異像(化学組成が同じだが結晶の形が違うという意味)の二酸化珪素を成分とする鉱物で、水晶や石英よりもずっと高温の状況下で形成されます。
一瞬の高熱にさらされた雷水晶や隕石の衝突により生まれたリビアングラス等に白濁や白い粒となって見られることがあります。 

自然の鉱物の為、天然由来及び採取時の細かいキズ、欠け等は御容赦下さい。
また、パソコン環境の違いにより現物とは多少色合いが異なって見えることがあります。予めご了承下さいませ。

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