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キャニオン・ディアブロ隕石(鉄ニッケル隕石)

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採取地 Canyon Diablo, Coconino County, Arizona, U.S.A. 1891年発見 サイズ約52,2mm×33、0mm×22、0mm 84g (商品税抜き1万円以上送料・代引き手数料無料) 

アメリカのアリゾナ州にある直径約1200mのバリンジャー・クレーターを作った隕石です。
1891年にクレーター内ではなく、クレーターから西に5km程離れたディアブロ峡谷で発見されました。これは隕石が低角度で地面に衝突したためと考えられています。
ダイヤモンドを含む鉄ニッケル隕石として有名で、断面に数mm程もあるダイヤモンドが確認された標本があります。鉄ニッケル隕石でダイヤモンドを含むものは、現在、2種類しか発見されていません。
化学成分は鉄91.6%、ニッケル7.1%、炭素1%、微量の硫黄、リン、ガリウム、ゲルマニウムが含まれ、鉄とニッケル、微量元素等の割合からオクタヘドライト粗粒 (Og) IABに分類されます。
また、キャニオン・ディアブロ隕石から、ロンズデーライト、モアッサン石、ハクソン鉱、クリノフ石が初めて発見されています。
キャニオン・ディアブロ隕石は、分化した小惑星のコア(金属核)が起源と考えられています。

分化した隕石
ある程度の大きさの小惑星は内部の熱により融解し、地殻、マントル、コア(金属核)に分化すると考えられています。
内部が分化した小惑星が他の天体との衝突など、何らかの原因によって破壊され、宇宙空間を彷徨し、その後、地球に落下した破片は、分化した隕石と呼ばれます。
分化した隕石には組成の違いがあり、鉄ニッケル隕石は小惑星のコア(金属核)が起源、石鉄隕石はコアとマントルの境目付近が起源、エイコンドライトはマントル及び地殻部分が起源とされています。

本品は黒っぽいメタリック光沢があり、錆が少ない、非常に保存状態の良い標本です。
浅めのレグマグリプツ状の窪みが見られます。
  
日本の気候では湿気が多いため、隕鉄は時と共に錆びることがあるので、時々ミネラルオイル(ホームセンターで売っているミシン油などの無色透明の防錆・潤滑用鉱物油)で拭いて下さい。
保管場所は乾燥した所をお勧め致します。
隕石は湿気を嫌います。水洗いは絶対にしないで下さい。

遠い宇宙からのメッセージを伝える神聖な石として、パワーストーンやスピリチュアルストーンとしても有名です。 また、大気圏を通過して地球に落下する際に、不純な物質を燃やし尽くすことから、邪気を浄化する特別な石として、他のパワーストーンの浄化にも人気があります。

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