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石質隕石 コンドライト  溶融被殻、オリエンテッド 日本人コレクター採取品

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採取地 北アフリカ モロッコ、アンニーフ、メッシシ 分類 普通コンドライト サイズ約 108mm×46mm×43mm 303g (税抜き1万円以上送料・代引手数料無料)  

石質隕石(コンドライト)はコンドリュールと呼ばれる丸い粒を含んだ隕石の事です。
コンドリュールは、かんらん石、輝石などのケイ酸塩鉱物で出来ており、隕石のみに含まれている鉱物です。
NWAとはノース・ウエスト・アフリカの略で、アフリカ大陸北西部のサハラ砂漠で採取された隕石という意味です。

石質隕石(コンドライト)はコンドリュールを含んだ隕石の事ですが、コンドリュールは約45.6億年前に太陽系が誕生する際,宇宙空間でチリなどの微細な物質が高熱で溶かされ、再固化することによって形成されたと考えられています。
(無重力の状態で溶かされた物質が再固化したため、丸い粒状の形をしています。)
したがって、石質隕石(コンドライト)は、太陽系の形成当初の物質情報を保存した始原的隕石(熱により鉄隕石や石鉄隕石、エイコンドライトなどに分化する前の隕石)つまり、「始まりの隕石」です。
また、地球に落下するコンドライトはその多くが火星と木星の間の小惑星帯の小天体に起源があるとされています。

本品の説明
本品はモロッコ南部の アンニーフ、メッシシ 付近で日本人の隕石コレクターが発見、採取してきた石質隕石コンドライトです。
採取地はサハラ砂漠に属しますので、広義でNWAとなりますが、弊社でも掲載しているNWA869隕石とは、まったく違うタイプのコンドライトです。
未分類の石質隕石ですが、採取者の見立てでは、鉄分を豊富に含んだHタイプの隕石と思われるとのことです。
表面には露出した鉄分の銀色に光る突起及びコンドリュールの丸い粒子が確認できます。
先端部片側に黒く厚みのある溶融被殻が残っています。
また、両端が細長くとがった形状をしているオリエンテッド隕石の特徴が見られます。
 

溶融皮膜(フュージョンクラスト)
溶融皮膜(フュージョンクラスト)とは、隕石が大気圏に突入し落下する際に空気との摩擦熱で表面が溶かされ、その痕跡が焦げたように見える黒っぽい皮膜となって残っているものです。

オリエンテッド隕石
隕石が大気圏に突入後に無回転になったり、進行方向を軸に回転が安定した場合、先端が大気の抵抗を一番受け続け尖るように溶かされていき、溶かされた物質が後方に集まるため、先端が滑らかに尖り、後方が大きく膨らんだ山型または円錐状に近い特徴を持つ形になることがあります。 また、途中で反転し、両端が尖ることも稀にあります。
これはオリエンテッド隕石(方向づけられた特徴を持つ隕石)と呼ばれ、非常に希少な隕石です。

隕石は遠い宇宙からのメッセージを伝える神聖な石として、パワーストーンやスピリチュアルストーンとしても有名です。
太陽系の形成当初の環境を一部保存したタイムカプセルのような始原的隕石で、大気圏を通過して地球に落下する際に、不純な物質を燃やし尽くすことから、邪気を浄化する特別な石として、他のパワーストーンの浄化にも人気があります。

隕石は水分の影響を受けやすい為、水洗いは絶対にしないで下さい。
自然の鉱物の為、天然由来及び採取時の細かいキズ、欠け等は御容赦下さい。
また、パソコン環境の違いにより現物とは多少色合いが異なって見えることがあります。予めご了承下さいませ。

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