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シガール産 ヒマラヤ水晶 ルチルによるゴールデンヒーラー面、クローライト、レコード

18,000円(税込19,800円)

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パキスタン、ギルギット・バルティスタン州、スカルドゥ、シガール産 サイズ約58mm×29mm×23mm 50g(税抜10000円以上送料・代引き手数料無料)


神々の山と言われ、地球上で最も強いエネルギーを持つと言われる、聖地ヒマラヤ山脈の西端北側に位置し、北東には世界第2位の標高8611メートルを誇るカラコルム山脈の高峰、K2がそびえるパキスタン北部、ギルギット・バルティスタン州、スカルドゥ地方、シガール渓谷産の水晶です。 
スモーキークォーツや輝きの強い透明水晶、カテドラルクォーツ、ルチル入り水晶、クローライト入り水晶など個性的な水晶が数日掛かりで一つ、一つ手掘りで産出されます。


本品の説明
本品は、透明度が非常に高く輝きがあり、緑色のクローライトと金色のルチルをまとった美しい結晶です。
下記の特徴が見られます。

・ルチルによるゴールデンヒーラー面
錐面の一部に細かい金色のルチル針状結晶が緻密な格子状に交差して埋め尽くされた結晶面が見られます。
一見、わずかに黄土色味がかった薄い金色の結晶面に見えますが、ルーペで見ると、金色のルチル針状結晶が緻密に交差して形成されていることが分かります。
微細なサイズですので、倍率10倍位のルーペで見て金針ルチルが格子状に密集した感じが分かる程度です。
まさにルチルで覆われたゴールデンヒーラー面をイメージさせます。
この金色の結晶面は2つの錐面からなっており、内部のファントム結晶の錐面の一部が露出したようにも見えます。
斜め横からルーペで見ると、外側の結晶と内部結晶面の間にわずかに隙間があり、その隙間部分にも金色のルチルが進出している様子が確認できます。
右隣の縦長の錐面も薄い金色のゴールデンヒーラー面になっており、左側に金色のルチルの針状結晶が確認できますが、ルチルが格子状に交差した感じではありません。

・ルチル面にレコードキーパー
ルチルが緻密に交差した錐面中央右寄りにレコードが出ているレコードキーパーです。

・ルチル針状結晶
結晶錐面や柱面上部に金色に輝くルチル針状結晶が見られます。
すべて数ミリ程度の大きさですが、金色に反射しますので、すぐに分かります。
また、結晶中ほどや下部のクローライト付近にも微細な金色のルチル針状結晶が認められます。

・逆三角形の窪み▼
右側に位置する縦長ゴールデンヒーラー錐面左上に逆三角形の窪み▼が見られます。

・クローライト
結晶のトップ錐面や柱面上部、底面に緑色のクローライトが見られます。
クローライトは緑と銀色に反射してとてもきれいです。

・カテドラルクォーツの特徴
錐面や柱面に多数の結晶が一体化したカテドラルクォーツの特徴が見受けられます。
縦方向のカテドラルの結晶と結晶の接合線と横方向の条線が美しく調和して荘厳なイメージを感じさせます。

未研磨の自然鉱物の為、錐面左上にダメージがあります。拡大写真をご参照ください。

鉱物・パワーストーン用語の説明
・ゴールデンヒーラー
マグネシウムや鉄などの天然のコーティングにより、水晶の表面が黄色または黄色がかった金色の皮膜で覆われたものです。
パワーストーンの世界では、ヒーリングストーンの象徴的な存在として有名で、精神、肉体、スピリチュアルなど、あらゆる方面の癒しに効果を発揮するとされています。

・ルチルクォーツ
二酸化チタン鉱物の一種であるルチル(金紅石)が水晶の中に針状結晶したもので、別名針入り水晶とも呼ばれています。
針の色は金、赤、銀、その他あり、直線的な針状のルチルは「キューピッドダーツ」、しなやかにカールしたものは「ビーナスヘアー」と呼ばれています。
ルチルの名前の由来はラテン語の輝くとか黄金色の意味のrutilusからきています。
集中力や直感力、勝負強さを養い、金色や銀色の針はそのイメージから、金運を高めると言われています。

・クローライト
緑色や暗緑色の鉱物で半透明光沢を持ち、水晶などにインクルージョンとして内包されることがあります。
クローライトの名前の由来はギリシャ語で緑色のchloroに由来します。
パワーストーンの世界では、その緑色は生命力を象徴しており、体を再生し生命力を回復させ、若々しさを引き出し、精神的な悩みを解消し粘り強い精神を養い、何事にも挑戦する意欲を高め、その結果、名誉や財産などの成功をもたらす石として有名です。
古くは「痛みを和らげる魔法の石」として崇められた鉱物で、怒りや憎悪などの感情を鎮める働きがあり、精神と肉体を各々に浄化する力があるとされています。

・カテドラルクォーツ
カテドラル水晶(カテドラルクォーツ)とは複数の水晶が縦方向に折り重なるように結晶を繰り返し(平行連晶)、一体化して成長したものです。 その独特の外観がまるでヨーロッパの大聖堂のように見えることに由来しています。
大小、複数のピークや多数の錐面が見られたり、結晶の柱面に、縦方向に結晶が折り重なって一体化した接合線が見られるなど、複雑な凸凹状のカテドラル水晶特有の形状になります。

パワーストーンとしてのカテドラルクォーツの意味は、複数の結晶が一体化してできた美しい集合体である為、浄化力が非常に強く、多くの人々が集まって何かを達成する時やチームワークが必要な時などに力を発揮するとされています。
また、カテドラルライブラリーと呼ばれることもあり、これは、地球上で起こったすべての情報が記録されている保管庫のようなもので、過去の叡智や、人類が個人個人としてではなく、集合体として共有している知識にアクセスし、必要な情報を提供してくれるという説があります。

・レコードキーパー
レコードキーパー
レコードキーパーは結晶面に少し盛り上がった、上向きの三角形の文様(レコード、成長丘)のある石です。
水晶は二酸化ケイ素で構成されており、これが分子レベルで繋がり結晶して、やがて成長丘と呼ばれる三角形△の形で成長し、この成長丘が沢山連なり、やがて大きな錐面が構成されます。
パワーストーンの世界では、レコードキーパーは古代の記憶が刻まれている潜在意識の叡智を象徴しており、△はその入り口とされ、精神、肉体、霊性の調和をもたらし、そこから自分に必要な高度なメッセージを受け取り、より高い次元へ進む為の瞑想に使用されています。

・錐面の逆三角形の▼窪み
錐面にエッジがきいてくっきりとした逆三角形の深い▼窪みが見られることがあります。 
これはアイスクリスタルなどの蝕像水晶に見られる溶かされたトライゴーニックでは無く、カテドラルクォーツに稀に見られる特徴の一つで、水晶の成長過程で小さい三角形の錐面が多数並んで結晶した時に錐面と錐面の間に隙間が生じたものです。
その後大きな錐面として一体化しますが、この場合は▼隙間を残したまま成長したものです。
これは溶かされたトライゴーニックとは違った原因により生じた逆三角形の凹みです。
逆三角形▼の窪みはその生じた原因によらず、トライゴーニックであるとする説もあります。
トライゴーニックの提唱者のジェーン・アン・ダウ女史はその生じた原因については言及しておらず、現象としての逆三角形▼の窪みについてのみ語ってあります。
また、ダウ女史の著書にはトライゴーニックの説明で、「エッジが効いた逆三角形の窪み」という表現があり、まさにこれが当てはまるというのがその理由です。

自然の鉱物の為、天然由来及び採取時の細かいキズ、欠け等は御容赦下さい。
また、パソコン環境の違いにより現物とは多少色合いが異なって見えることがあります。予めご了承下さいませ。

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