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ブラックリビアングラス

9,000円(税込9,900円)

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産地 Gilf Kebir(ギリフ・ケビル)エジプト、リビアの国境、スーダンより北へ約300kmの地点 リビア砂漠 サイズ 約31mm×19mm×19mm 8g 税抜き8千円以上送料無料

約2900万年前の隕石の衝突により形成された天然シリカガラス(石英純度が高いガラス)
巨大な隕石の衝突による膨大なエネルギーで、地表の岩石が溶かされ空中に巻き上げられた珪酸成分が急速に冷えて固まり形成されたものです。
チェコのモルダバイトなどと同じテクタイトの一種です。
2006年3月にボストン大学の研究チームが衛星画像を解析して、この地域に直径31kmの巨大なクレーターの痕跡を発見し、Kebiraクレーターと名づけられました。
リビアングラスはこのクレーター付近で採取されています。

リビアングラスは古来より宝石として扱われ、ツタンカーメン王の胸飾り(翼を持ったスカラベの部分)や、黄金の棺の目の部分に使用されています。

本品の説明
本品は金色から黄色の部分と暗金緑色〜オリーブグリーンが混在した珍しいリビアングラスで、ブラックリビアングラスと呼ばれています。
非常に高品質のブラックリビアングラスで、光にかざすと、美しい金緑色に輝きます。
トップ下とトップのとがった部分から7〜8ミリ程下及び底面より少し上に小さく白い粒状のクリストバライトが認められます。
トップから7〜8ミリ程下のクリストバライトは3個ほどが一列につながっているようです。
底面より少し上の流線形になった部分の手前に2個、奥に数個のクリストバライトが見受けられます。
これらのクリストバライトは小さいサイズなので、じっくり見てやっと分かる程度の大きさです。
ブラックリビアングラスはリビアングラスの中でも極めて個体数が少なく、さらにクリストバライトを内包したものは稀な存在になります。
天然の未研磨のリビアングラスのため、多少ダメージが有る部分があります。

クリストバライト
クリストバライトとは水晶や石英と同質異像(化学組成が同じだが結晶の形が違うという意味)の二酸化珪素を成分とする鉱物で、水晶や石英よりもずっと高温の状況下で形成されます。
一瞬の高熱にさらされた雷水晶や隕石の衝突により生まれたリビアングラス等に白濁や白い粒となって見られることがあります。

自然の鉱物の為、天然由来及び採取時の細かいキズ、欠け等は御容赦下さい。
また、パソコン環境の違いにより現物とは多少色合いが異なって見えることがあります。予めご了承下さいませ。

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