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エッチドクォーツ(蝕像付水晶)★ 連続したトライゴーニック 、段違いに2つの錐面 56g

3,800円(税込4,180円)

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ブラジル、ミナスジェライス州、Grao Mogol産 サイズ約 53,2mm×35,4mm×21,7mm  重さ約56g

エッチドクォーツ(蝕像水晶)
非常に珍しいブラジル産の結晶表面が溶かされた水晶で、蝕像水晶、エッチドクォーツなどと呼ばれています。
水晶は非常に堅牢な鉱物で、塩酸や硫酸でもビクともしません。
1600℃以上の熱が加わった場合や、フッ化水素には溶けますが、フッ化水素が自然界に潤沢に存在しているとは考えにくく、溶かされた原因はよく分かっていません。
通常、水晶が結晶する時には、まわりは水晶の成分である珪酸が含まれた熱水で満たされています。
この結晶を満たしていた熱水の成分の変化など、結晶を取り巻く環境の大きな変化の影響で結晶が成長するのとは逆に結晶表面が溶かされ始めたと思われています。


本品の説明
本品は全ての錐面に逆三角形▼のトライゴーニックが多数出ています。
1番大きな錐面は右側と左側と段違いで2つの錐面によって構成されており、連続したトライゴーニックのまるでクレパスのような痕跡が見受けられます。
トライゴーニックは水晶が溶かされた時に、稀に結晶の錐面に表れる逆三角形▼の刻印のように凹んだ模様です。
トライゴーニックは錐面を光に反射させて見ると、微細なサイズのトライゴーニックはルーペで見るとよく分かります。

メジャーの写っている写真の面にはトライゴーニックと溶解跡の見られる錐面が少し残っていますが、そこより下側は概ね剥離跡になっています。


トライゴーニック
トライゴーニックは溶かされた水晶(蝕像水晶)の錐面に稀に出ることがある逆三角形▼の凹みです。
錐面は通常、成長丘と呼ばれる三角形△の形で成長して、この成長丘が沢山連なり、やがて大きな錐面が構成されます。 
溶かされる時は逆に、三角形△の成長丘と成長丘の間の比較的結合が弱いと思われる部分から溶かされる為、このような逆三角形▼の凹みができると思われます。
他にトライゴーニックが見られる石として、ヒマラヤのアイスクリスタルが有名です。


自然の鉱物の為、天然由来及び採取時の細かいキズ、欠け等は御容赦下さい。
また、パソコン環境の違いにより現物とは多少色合いが異なって見えることがあります。予めご了承下さいませ。

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